★酵素が不足すると?

生野菜や漬け物、納豆、おみそ汁・・・。昔の食事にはたくさんの酵素が含まれておりました。しかし食生活の欧米化・飽食の時代・ストレス社会・化学物質に満ち溢れた生活環境などにより、体内酵素は不足しています。
酵素が不足すると、食べ物を消化できなくなり(消化不良)、栄養が吸収されないばかりか、そのまま蓄積され有害物質を発生させます。
また、正常な代謝活動や一定の調和の取れた状態(ホメヲスターシス)がくずれ、肥満や便秘はもちろん血液をドロドロにして、病気を引き起こす原因にもなりかねません。

★酵素の働き

私たちの身体の中には3000~4000種類の酵素があり、食べ物の消化吸収を助けたり(消化酵素)、60兆すべての細胞の代謝活動や、神経伝達物質・ホルモンなどの生理活性物質の合成・分解を助け(代謝酵素)、健康を維持していくために働いています。
つまり酵素は、生きてゆくために必要な栄養素を吸収し、余分なものや有害なものを分解し、常に新陳代謝を繰り返している身体を作り上げます。また、その一つ一つの各細胞の活動に(1)エネルギーを送りこむ(2)老廃物を分解する(3)不都合な部分を修理する-など、体内で必要物資の搬入員・修繕エンジニア・清掃員・給食員として、その役割を担っています。
まさに、生きていくうえで「酵素」は必要不可欠なもの。この「酵素」の働きがないと、私たちは指先を動かすことも考えることも出来ないほど、重要な働きをしているのです。

酵素風呂について

酵素風呂とは私たちの健康に必要不可欠な酵素を、全身から吸収できる”健康法”です。
檜をさらさらなパウダー状にしたものに、多くの薬草・野草から抽出した酵素や蜂蜜等を加えて、自然発酵による熱で入浴します。

「熱いけどガマン!」というサウナや湯船と違って酵素風呂は適温でゆっくりと温めるため入浴後も温熱効果が持続する、大変身体に優しいお風呂です。また心地よい檜の香りで森林浴気分で楽しめます。

砂風呂の砂を檜パウダーに置き換えたようなイメージですが、砂と違って檜パウダーはふわふわして非常に軽く、負担がありません。
檜パウダーは空気を含んでいますので、20~30分間全身を埋めていても皮膚呼吸が妨げられることがありません。
また水分含有量が低いので、皮膚がふやけてきて発汗が停止するといったこともありませんので、身体に負担をかけることなく温浴することが出来るのです。
※お湯のお風呂の場合
全身をお湯につけて長湯すると、だんだん皮膚がふやけて汗腺がつぶれ、汗がかけずに体内温度が必要以上にあがり、結果的にからだへの負担が増すといわれています。